育児

【本レビュー】アグネス・チャン著「スタンフォード大学に3人の息子を入れた0歳教育」毎日が笑顔になる本

※本ページはプロモーションが含まれています

赤ちゃんの教育っていつから始めればいいの?

出産後、子育てに少し慣れてきた頃、興味が出てくる赤ちゃんの教育。

ポストに投函される通信教育の広告は目につくようになり、

「うちもそろそろ何かした方がいいのかな」

そんな風に考える方も少なくないのではないでしょうか。

今回、「スタンフォード大学に3人の息子を入れた0歳教育」(2022年)という本を読みました。

この本の著者はあのアグネス・チャンさんで、彼女が学んだ大学での知見と三人のご子息の育児経験をふり返って書かれた本です。

この本から学べることはひとことで言うと、

誰でもできる、ごく当たり前のことを大切にする”ということです。

実績がある分、信用できるなぁと感じる内容。

詳しくは後半で紹介しますね!

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実は、アグネス・チャンさんはこの本の前、2016年に「スタンフォード大に三人の息子を合格させた50の教育法」という本を書かれています。

しかし、この本においては乳児期の内容をあまり深く書けなかったと心残りがあったため、今回の本を執筆されたそうです。

今回の本が参考になれば、この続きの内容である「スタンフォード大に三人の息子を合格させた50の教育法」も読んでみもいいかもしれません。


こんな方におすすめ

  • 妊娠中で、これから出産を臨まれる方
  • 0歳の赤ちゃんとの関わり方に悩んでいる方
  • 子育てにおいて、心にゆとりを持ちたい方

著者:アグネス・チャンさんについて

テレビ番組で歌手やタレントとして出演されていたことも多かったので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

アグネス・チャンさんは香港生まれで、1972年に「ひなげしの花」で日本デビュー。トロント大学卒業後、スタンフォード大学に留学し教育について学びました。

3人の子宝に恵まれ、3人ともがスタンフォード大学に合格。

実の姉は香港在住で小児科医。この本の医学面において監修されています。

なんだかとても優秀な家系の方っぽいですね。

「スタンフォード大学に3人の息子を入れた0歳教育」を読んで学べること

親子のコミュニケーションが何より大切!

妊娠期〜出産、出産後にかけて赤ちゃんに笑顔で話しかけること、歌を歌ってあげること、スキンシップがとても重要と書かれています。

「そんなこと当たり前じゃない?」と思われる方もいるかもしれません。

しかし忙しくて大変な子育てのなかで、泣き喚く赤ちゃんに対して心に余裕が持てず、赤ちゃんに笑顔で向き合ってあげられる時間ってなかなか取れていなかったりするんですよね。

赤ちゃんは人の顔を見るのが大好き!その中でも親の顔は大大好き!

この本の中でコミュニケーションの重要性と、実際アグネス・チャンさんが行ってきたことが書かれています。

難しいことが書かれていないので、今日からでも見よう見まねではじめられます。

赤ちゃんの感情の育ち方が分かる!

この本では赤ちゃんの社交性と感情を育てることが大切だと書かれています。

感情って何もせずとも育つと思うじゃないですか?

実は違うんです。

赤ちゃんは親とコミュニケーションを取りながら、自己表現することを覚えていくんですよね。

とはいっても赤ちゃんは最初は泣くことしかできません。

親や周囲と関わりを持ちながら、感情を覚え、自己表現の方法も覚えていきます。

この本には、社交性・感情の育む方法について詳しく書かれています。

脳と知性の育て方は、全て簡単にできることだった!

ここからが本題といった感じですね。

赤ちゃんの脳の成長に必要なもの、それは新しい刺激です。

これまた「当たり前じゃないか」と言われそうなことですよね。

1歳までの脳は発達が目まぐるしく、刺激を受けることで生涯の学習能力と人間関係を構築する基盤になると言います。

月齢別にどのようなことをすれば良いかも書かれています。

例えば、3〜4ヶ月の子は選択できる力が備わり始めてくるので、おもちゃを選んでもらい、それに対して声をかけるなど。

この本では脳の発達に有効的な刺激の与え方、しかも今日から手軽にできる方法が書かれているので、とても参考になります。

「スタンフォード大学に3人の息子を入れた0歳教育」を読んだ感想

知識は自信に変わり、子育てが楽しくなる!

この本の冒頭に書かれていることで、印象に残っているフレーズがあります。

まず大切なのは親としての自信です。

自信は知識から生まれます。

知識があれば、子ども世話をする際にストレスや過敏な悩みを軽減し、子育てをより楽しくすることができます。

引用:「スタンフォード大学に3人の息子を入れた0歳教育」P4」

私は初めて出産し、お母さんになり、赤ちゃんに関する知識はほぼゼロでした。

日々のお世話の中で、

赤ちゃんに対して親として何をしてあげたらいいんだろう

と考え込んでしまうことが多く、うまくいかないときはストレスを感じることがありました。

しかし、上記のフレーズに出会ったとき「そっか。分からないことは勉強したらいいんだな」と心が軽くなった気がしました。

そして子育ては仕事にも似ているな、と感じました。

何も分からない新人の頃は、何が分からないのも分からず、ただただ仕事をすることがストレスでした。

しかし、勤続年数を重ねるにつれて仕事に必要な知識を取得し、できることが増え、自信に変わっていったことを覚えています。

もちろん子育ては仕事とは異なりますが、多少似ているところがあり、今までの人生での経験が活かされるような気がしました。

そして、この本において一番大切とされているのが、笑顔で赤ちゃんとたくさん関わること

赤ちゃんとコミュニケーションを笑顔でとることを意識すると、不思議と赤ちゃんと接していない時間も笑顔の時間が増えました。

笑顔には自律神経を整え、副交感神経が優位となることで安らぎを感じ、ストレスが解消されるという効果があるんですね。

育児がしんどいときこそ、赤ちゃんの前では笑顔でいたいものです。

妊娠中からの教育が必要だった・・・!?

本書の中ではお腹の中の赤ちゃんに対して働きかける、いわゆる「胎教」についても書かれています。

正直、私自身胎教の効果に対して疑心暗鬼でしたし、妊娠期にほとんど胎教をしてきませんでした。

こちらの本でも胎教の効果の是非については詳しく書かれていませんが、アグネス・チャンさんが実際に行ってきたことが書かれています。

まぁ、この本を手に取った時点で赤ちゃんが産まれていたので、この妊娠期〜出産にかけての説明は「へぇ〜」と読み流す感じになりました(笑)

今後、第二子を授かることがあれば参考にしたいな、と思う内容でした。

一般的に良いとされるものはやっぱり良い

この本の中では、「自然分娩の良さ」や「母乳育児の良さ」といったものが書かれています。

これらのテーマがそのまま見出しになっているので、当てはまらない人からするとちょっと気分が悪くなるかもしれません。

私も帝王切開分娩でだったので、少し出産を否定されたような気分になりかけました。

しかし、内容自体は”それらの方法でないとダメ”といったものではなくて、”もし可能であれば”といったスタンスなのでそこまで気分悪くなることはありませんでした。

一般的に良いとされるものはやっぱり良いのだと、根拠がしっかりあり、納得できる内容が書かれています。

納得できるからこそ、その方法とは違う方法で出産・育児をしていても、むしろ肯定できる感じがしました。

不安な気持ちに寄り添ってくれる

この本はとても親、特にお母さんの気持ちに寄り添っています

産後メンタルが落ち込んだり、体型を気にしたり、仕事復帰の心配など、出産・育児は誰にとっても喜びの反面、苦しみや心配が伴います。

私自身もそうでした。

この本は過酷な出産を乗り越えて、さらに過酷な育児を開始しているお母さんの”心のよりどころ”になってくれる気がしました。

さいごに

いかがでしたでしょうか。

今回はアグネス・チャン著書「スタンフォード大学に3人の息子を入れた0歳教育」についてご紹介しました。

教育において0歳からできることはたくさんあり、その内容ひとつひとつは決して難しいものではありません。

実際の体験がベースになっており、とても参考になりました。

また素敵な本に出会えたら、当ブログで紹介していこうと思います。

0歳教育に関連して、眠りについて書かれたコチラの本もオススメです。


まとめている記事がありますので、興味があれば覗いてみてくださいね!

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最後まで読んでいただきありがとうございました。


 

  • この記事を書いた人

ねこたみかん

30代2児の看護師ママ𖤣𖥧𖥣 ブログ歴3年。 コスパよく、丁寧で豊かな暮らしを目指しています。 ブログでは主に節約・育児・毎日の暮らしに役立つ情報を発信しています ◡̈ ꙳⋆

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