今注目を集めている『涙活』。
みなさんはご存知でしょうか?
涙活とは“リラックスしている時に物語などに感情移入し、感情を解放し涙を流すことで、苦しみから解放され快感を得るといったストレス解消法”です。
よくある涙活の方法としては「映画を見る」「読書をする」などがありますが、アニメも有効な手段の一つでありオススメしています。
なぜオススメかというと、アニメ作品は1話あたりが30分程度と短く、忙しい人でも気軽に見ることができるからです。
またフィクション性が高く、世界観が非日常的であることで感情の解放もしやすいのです。
いいえ。昨今のアニメは老若男女に刺さるストーリーのものも多くあります!
今回は涙活にピッタリな感動そして泣けるアニメをご紹介したいと思います。
この記事をオススメする方
- 感動アニメが視聴したいが何を見たら良いかわからない!
- 女性目線での感動作品を知りたい!
- 過去作品から感動アニメを掘り出したい!
- 綺麗な作画かつ感動できるアニメが知りたい!
第8位 おおきく振りかぶって
第8位 おおきく振りかぶって
©️おおきく振りかぶって 引用元:U-NEXT
原作:ひぐちアサ「おおきく振りかぶって」(講談社「月刊アフタヌーン」連載)
監督:水島努
アニメーション制作:A-1 Pictures
ジャンル:スポーツ漫画
2007年4月〜9月、TBS、MBSほかで放送。全25話。
続編「おおきく振りかぶって〜夏の大会編〜」あり。
感動度:
あらすじ
「俺なんか・・・」とメソメソと泣くピッチャー三橋廉。
中学生時代、経営者の孫ということで“ひいき”でエースになっていた上に、マウンドを3年間譲らなかったことでチームメイトに嫌われ、悲しい中学時代を過ごしていた。その中で、完全に自信を失い、人間不信に陥っていく。中学卒業後エスカレーター式の三星学園を出て、野球をやめる覚悟で西浦高校へ入学。実力のない自分はピッチャーにはなれないだろうとおもいながらも、その足は真っ直ぐ野球部のグランドへ向いてしまうのだった。
ココがおすすめ
スポーツ漫画ですので、とりあえず人が死ぬといった安易な感動を誘うことはありません。スポーツをする中で芽生える信頼関係や個々の努力、そしてチームワークで勝利を掴みにいく姿に心洗われます。クライマックス、チーム一丸となって試合に臨み、主人公三橋に想いを繋ぐ姿は感動以外の表現ができません。
第7位 ロミオ×ジュリエット
第7位 ロミオ×ジュリエット
原作:WILLIAM SHAKESPEARE
監督:追崎史敏
アニメーション制作:GONZO
ジャンル:恋愛
2007年4月~2007年9月。CBC、TBS、サンテレビ、KBS京都、他にて放送。全24話。
感動度:
あらすじ
これは2人の若者の恋のお話。しかし、恋と呼ぶにはあまりに過酷で切ないお話。舞台は空中浮遊都市ネオ・ヴェローナ。キャピュレット家統治の下、神秘の力の恩恵に恵まれ栄華を誇ったこの場所は14年前、モンタギュー家の反乱により、その平和は過去のものとなる。暴君による悪政が敷かれ、貧富の差は明白。キャピュレット王家の血を引きし、ただ一人の生き残りである少女 、ジュリエット。両親のカタキ 、独裁者の息子ロミオ。残酷な運命は2人を引き合わせ、恋に落ちる。
ココがポイント
ロミオとジュリエットのファンタジーリメイク作品。結ばれたいと願う二人が運命の悪戯により引き離されてしまう切ない物語です。最後まで視聴すると主題歌の「祈り〜You Raise Me Up」は涙なしでは聴けなくなります。
こちらのアニメはあまり有名な作品ではありません。ファンタジー要素が多いので苦手な方もいるかもしれませんが、登場人物への感情移入はしやすいです。恋愛ものの感動作品を探している方にはかなりオススメできます!
第6位 Angel Beats!
第6位 Angel Beats!
(C)VisualArt's/Key/Angel Beats! Project
原作:麻枝准
監督:岸誠二
アニメーション制作:P.A.WORKS
ジャンル:恋愛
2010年4月~2010年6月。本編13話 + 特別編2話。
感動度:
あらすじ
舞台は死後の世界。運命に立ち向かう少年少女たちの物語。
なんらかの理由で最後を遂げた少年・音無は、死後の世界の学校で、ゆりと名乗る少女と出会う。
彼女は神に反逆する「死んだ世界戦線」のリーダーで、天使と日夜激戦を繰り広げていた。
そして、立ちはだかるは神の使い・天使。それは、可憐なひとりの少女だった。
生前の記憶が無く、この死後の世界で何が起きているのかも分からず戸惑う音無。
彼は、ゆりたちと共に戦う道を選ぶことにしたのだが…。
ココがおすすめ
言わずものがなであるKey作品です。最初は殺しても蘇るという設定で暗い話なのかなと思いますが、継続してみるとすぐに魅力的な世界に引き込まれます。
登場人物個々のストーリーはどれも深い悲しみがあり、感情が揺さぶられます。みんな最後は報われて幸せな気持ちになるのですが、100%ハッピーエンドとは言い切れないお話なので、本当に複雑で切ない気持ちになります。
作品中に登場するガールズ・デッド・モンスターというバンドの曲は当時主題歌に負けじ劣らず人気になりました。
第5位 四月は君の嘘
第5位 四月は君の嘘
原作:新川直司「月刊少年マガジン」
監督:イシグロキョウヘイ
アニメーション制作:A-1 Pictures
ジャンル:青春・音楽・恋愛
2014年10月9日より、2015年3月。フジテレビ「ノイタミナ」枠。完結。
感動度:
あらすじ
母の死をきっかけにピアノが弾けなくなった元天才少年・有馬公生。
モノクロームだった彼の日常はひとりのヴァイオリニストとの出会いから色づき始める。
傍若無人、喧嘩上等、でも個性あふれる演奏家宮園かをり。少女に魅せられた公生は自分の足で14歳の今を走り始めるのだった。
ココがおすすめ
第37回講談社漫画賞受賞作品。最近ミュージカル化もされたため、知っている人も多い作品。恋愛要素もありますが、爽やかで甘酸っぱい内容ですので、コテコテの恋愛ものが好きな人には向いていないかもしれません。逆に言えばどの世代にも響く王道ストーリーになっています。
音楽が好きという方にもオススメです。
ストーリー後半で暗い内容もありますが、見終わったあとは清々しくこのアニメに出会えてよかったと思うこと間違いなしです!
第4位 フルーツバスケット
第4位 フルーツバスケット
©️高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会
原作:高屋奈月「白泉社・花とゆめ」
監督:井端義秀
アニメーション制作:トムス・エンタテイメント
ジャンル:恋愛
2019年4月6日〜9月21日まで1st season
2020年4月7日より9月22日まで2nd season
最終章に当たるThe Finalは2021年4月6日より6月29日まで放送された。
2001年にもアニメ化されているが、本作は完全新スタッフ&キャストによる全編アニメ化作品となっている。
感動度:
あらすじ
母親を亡くした透はテントで一人暮らしをしていたが、その場所が由緒正しい『草摩家』の敷地だったことが縁で草摩由希、草摩夾と一緒に住むことに。ところが、草摩家は何百年も前から忌まわしき『呪い』に縛られていた。由希、夾、そして草摩家の皆と交流を深める透は呪いを解こうと奔走するも、解決の糸口は全くつかめない。それどころか、草摩家の当主である草摩慊人が女性だったという最大の秘密を知り言葉を失くしてしまう。『神』の慊人と『十二支』の皆をつなぐ“絆”、それは儚く脆い悲しみの螺旋……。しかし、終わらない宴はない――誰もが忘れた最初の記憶、最初の約束。その向こうで由希を、夾を、そして透を待っているものとは……。
ココがおすすめ
2001年講談社漫画賞、2007年に「最も売れている少女漫画」としてギネスブックに認定されました。個性溢れる登場人物が魅力的な作品。各登場人物の物語が繊細に描かれており、感情移入しては涙してしまう場面も多いです。
ストーリーの中で、深くて心に刺さる名言がたくさん出てきます。恋愛、友情、家族愛。全てつまったこの作品は老若男女におすすめできます。
2001年版は2019年版と比べると画質こそ劣りますが、音楽や登場人物の心情の描写が素晴らしく、これまた泣けるのでオススメです。
↓2019年版 1st season
↓2001年版
第3位 ヴァイオレット・エヴァーガーデン
第3位 ヴァイオレット・エヴァーガーデン
©️暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン制作委員会
原作:暁佳奈
監督:石立太一
アニメーション制作:京都アニメーション
ジャンル:ファンタジー
2018年1月から4月までTOKYO MIX他で放送
感動度:
あらすじ
とある大陸の、とある時代。
大陸を南北に分断した大戦は終結し、世の中は平和へ向かう気運に満ちていた。
戦時中、軍人として戦ったヴァイオレット・エヴァーガーデンは、軍を離れ大きな港町へ来ていた。
戦場で大切な人から別れ際に告げられた「ある言葉」を胸に抱えたまま――。
街は人々の活気にあふれ、ガス灯が並ぶ街路にはトラムが行き交っている。
ヴァイオレットは、この街で「手紙を代筆する仕事」に出会う。
それは、依頼人の想いを汲み取って言葉にする仕事。
彼女は依頼人とまっすぐに向き合い、相手の心の奥底にある素直な気持ちにふれる。
そして、ヴァイオレットは手紙を書くたびに、あの日告げられた言葉「愛してる」の意味に近づいていく。
ココがおすすめ
第5回京都アニメーション賞における大賞受賞作品。(2022年1月現在、大賞作品は本作のみ)
なんといっても作画が素晴らしい!どの回でも映画かな?と思わずにはいられません。本作を観た直後、別のアニメをみると物足りなく感じます。フィクションですが戦後の話ですので、現在の世界の情勢を鑑みてしまいます。非常に切ないお話が多いです。
ヴァイオレット・エヴァーガーデンの魅力やオススメ回のあらすじはこちらの記事で紹介しています。
こちらもCHECK
-
【感動アニメ】ヴァイオレット・エヴァーガーデンの魅力・オススメ回紹介|京都アニメーション
続きを見る
第2位 コードギアス反逆のルルーシュR2
第2位 コードギアス反逆のルルーシュR2
原案:大河内一楼・谷口悟朗
監督:谷口悟朗
アニメーション制作:サンライズ
ジャンル:SFロボットアニメ・ダークファンタジー
2008年4月6日〜2008年9月28日 毎日放送他
前作のコードギアス反逆のルルーシュは2006年10月6日〜2007年3月30日放送
感動度:
あらすじ
超大国ブリタニア帝国に占領された日本=エリア11。そこに生きる二人の少年、ルルーシュとスザク。
「ギアス」の力を手に入れ、世界を壊そうとするルルーシュ。
ナイトメアフレーム「ランスロット」を操り、世界に理想と真実を求めるスザク。
二人の対照的な生き方は、やがて帝国を揺るがす大きなうねりとなっていく。
21世紀の新たな伝説が今、始まろうとしている。
ココがおすすめ
名作中の名作。映画化も何度かされており、2000年代のアニメとは思えない人気を維持しています。本作は「感動アニメ」を謳っている作品ではない分、本当に泣けるの?と疑われてしまうかもしれません。私も疑っていました。
1話ごとに感動するというものではありません。しかし、誰もが予想しない結末に泣き崩れてしまいます。(笑)
ファンタジー作品なので、ストーリーをしっかり理解するためには前作からの視聴をオススメします!
コートギアス反逆のルルーシュR2↓
前作はこちら↓
第1位 CLANND アフターストーリー
第1位 CLANND アフターストーリー
原作:Key /ビジュアルアーツ
監督:石原立也
アニメーション制作:京都アニメーション
ジャンル:恋愛
第1期: 2007年10月 〜2008年3月 (TBS)
第2期: 2008年10月 -〜2009年3月 (TBS)
※本作は第2期にあたります。
感動度:
あらすじ
前作は光坂高校を舞台に、主人公岡崎朋也と古河渚が出会い演劇部を復活させるストーリー。
本作は高校3年生〜卒業にかけて登場人物たちが人生について悩み、考え成長していく物語。
渚は病気で朋也らより1年遅く高校を卒業し、その後朋也と結婚。子宝にも恵まれるが・・・。
ココがおすすめ
語り継がれている感動の名作。幻想世界のファンタジー感、キャラクターデザインが苦手な方が一定数いるみたいですが、私は気になりませんでした。泣かせにくる音楽と描写に悔しいほど涙が出ます。家族関係についても多く描かれており、心温まる作品です。
本作CLANNAD 〜AFTERSTORY〜↓
ストーリーのをしっかり理解するため前作(第一期)からの視聴をオススメします。
前作はこちら↓
おわりに
いかがでしたでしょうか?
歴代感動作品の中から本当にオススメしたい8作品をランキング形式に紹介しました。
私自身知らないアニメもたくさんあるので、コメントで教えていただけると嬉しいです。
ではまた!